ボドゲハラスメントその4「ボドゲ奉行」

より良き日本でのボードゲームブーム時代の到来に向けて、今日もボードゲームに於けるハラスメント問題について言及いたします。

世の中には「鍋奉行」なるお奉行様が存在するようですが、実はボードゲーム界(会)にも奉行が存在するのです。ボードゲームをそれなりに遊んでいる人なら聞いたり見たことはあるかもしれません。一般的にも「奉行問題」として議論されております。

協力型ゲームで、経験豊富な1人のプレイヤーによりすべてが仕切られてしまう状態。いわゆる奉行(ソロ)問題。これって海外ではどのように語られているのだろうかと思い、...

奉行問題とは、協力型ゲームを遊んでいるときに、1人のプレイヤー(これを仮にジョンとしよう)が、他のプレイヤーにどう動くべきか指示するようなる状況になることだ。みんな勝ちたいし、全力を出すし、こうすべき、というアイデアがあるはずなんだ。でも、ジョンは、他の人たちに、自分のやり方が一番だってことを説得しようとする。みんなが彼の計画に従って、彼に耳を傾けるべきだと主張する。自分のやり方を押し付けようとするんだ。

協力型ゲームで陥りがちな問題ですね。経験豊富なプレイヤーAがその他のプレイヤー達に対してあれこれ指示を出してしまうような状態です。場合によってはA以外のプレイヤーは考えることを放棄し、ただサイコロを振る機械と化してしまうことさえありえます。そんなボードゲームが面白いはずありません。

なぜ、そんなことが起こってしまうのか。Aが必死に勝利というゴールを目指して全力を尽くそうとしていることは理解できます。それ自体を否定するつもりはありません。但しボドゲは人間とのやりとりであるということを忘れてはいけません。この問題はボドゲがなんたるかをある意味で浮き彫りにしていると思います。「相手の事を考えながら遊ぶ」ということの大切さを教えてくれます。

「勝利」は大切です。それは分かります。協力型ボードゲームの勝利条件は「協力して」「勝利する」ことです。そこを誤解しないようにしましょう。協力型ボードゲームに於けるボドゲ奉行なんて自己満足以外の何ものでもありません。「敗北」は苦いものです。それがゲームです。しかしながら「奉行プレイによる協力型ゲームの勝利」は無味です。そんなものはゲームではありません。

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