オインク「インサイダー・ゲーム」のコピー版?「Werwords」というボドゲ

ベジエゲームズ(アメリカ)が来月発売する『ワーワード(Werwords)』が、オインクゲームズ(日本)の『インサイダー・ゲーム』のルールと酷似していることが、ユーザーからオインクゲームズへの問い合わせで判明した。同一のルールではないため著作権上の問題はないものの、制作者のモラルが問われている。

「20の扉」をボードゲーム化したということで個人的に「インサイダー・ゲーム」は衝撃的だった。この発想は見事としか言いようがないと唸るばかりだった。そんな素晴らしいゲームなのだからパクリが発生するのも致し方ないところではある。では問題点はどこにあるのだろうか?

まず、意図的なパクリなのかどうかという点についてだが……

『インサイダー・ゲーム』のライセンスについて、ベジエゲームズから昨年秋にオインクゲームズに問い合わせがあったという。しかしオインクゲームズはドイツ支社を設立して自社で国際展開をしているため、ライセンス契約を断っている。その状況での『ワーワード』の発表であり、『インサイダー・ゲーム』を換骨奪胎した可能性が高い。

ってなことから意図的であることは間違いないだろう。では、このような行為が著作権的にどうなるかというところだが、これはなかなか難しい問題だと思う。ボードゲームのシステムやデザインについてどこまでが「オリジナル」である必要があるのか。例えば「デッキ構築」というメカニクスは非常に素晴らしいアイデアであるが、このシステムを使ったゲームは巷に溢れている。「デッキ構築」だからといってドミニオンのパクリとはあまり聞いたことがない。結局のところ、こうなるとオインクの言うとおり「ユーザーの判断にまかせる」というのが落ち着きどころな気がする。

今後ボドゲが社会に広がっていくにつれてこういった問題は増えてくると予想される。今までは小さなコミュニティーだったからこそこのような問題は起きにくかっただろうが、日本中そして世界中へとボドゲ人気が高まっていくにつれてモラルの問題も増えていくだろう。今後に向けてルールも必要になっていくかもしれないかな。ゲームマーケットなんかも著作権なんてもはや無いようなものだけれど、今後注目が集まってくるとそうもいっていられなくなるのかもしれない。

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