「どうぶつしょうぎ」に思う完全情報ゲームの未来

藤井四段の快進撃により俄かに将棋ブームが到来しております。その中で改めて注目を浴び始めているのが将棋を極限までミニマライズしたボードゲーム「どうぶつしょうぎ」です。

初めてこのゲームを知った時「やられた」と思いました。誰もが思いつきそうでいて誰もが馬鹿らしく思ったり、誰もがゲームにならないだろうと思ったりで試さなかったゲーム。しかしやってみるとまさに将棋であり、将棋の奥深さを十二分に残していることに感涙した覚えがあります。

そんな「どうぶつしょうぎ」ですが、将棋よりコンパクトなためコンピュータによる解析が進んでおり、今では完全に解明されてしまっております。

Scala、タートルグラフィックス言語のドリトル(Dolittle)などプログラミングやコンピュータ関連のブログです。

初手「B2ひよこ」なら後手76手勝ち
初手「C3きりん」なら後手78手勝ち
初手「C3ライオン」または「A3ライオン」なら後手78手勝ち

お互いが最善手を打ち続ける限り後手必勝が確定しております。つまり理論上はゲームとならず「ただのパズル」ということになってしまっています。それでも「どうぶつしょうぎ」はゲームとして愛され今でも遊ばれ続けています。その理由は、局面パターンが2.5億ほどあるため結局「解析された最善手があったとしても覚えきれない」ことにあります。結果、人間にとっては「ゲームとして成立する」ということになります。

コンピューター(AI)が将棋に関して人間を完全に超えてしまったらどうするか?
現役名人がソフトに敗北。近年のコンピュータの進歩を考えるとそれほど驚くニュースではないかな。ハード的な面でもソフト的な面でも...

以前の記事で将棋のコンピュータによる解析が完了してしまったらどうなるか?というような記事を書きましたが、どうぶつしょうぎでさえ数億のパターンがあり将棋となると天文学的数字のパターンがありますから人間同士であれば未来永劫「ゲームとして成立する」と言えるでしょう。車が存在しても走ることを競い合うように……。

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