隣の芝が青く見えるボードゲーム「ロイヤルターフ」ライナー・クニツィア

情報源: 紹介/ボードゲーム/「ロイヤルターフ」 – 「見慣れぬ遊戯」亭

 原題: Royal Turf
日本語タイトル: ロイヤルターフ(日本語版:グループSNE)
デザイナー: Reiner Knizia
発売: 2001(独) / 2017(日)
可能人数: 2~6人
プレイ時間: 60分程度

クニツィア先生の名作。賭けレース系ボードゲーム「ロイヤルターフ」。もともとはしっぶいデザインなんですが、グループSNEがリメイクし、とてもポップな感じのデザインに生まれ変わりました。

賭けレース系のゲームと言えばキャメルアップが好きなんですが、この手の賭けゲームは「いかにレースの波乱を生み出すか?」がポイントになります。賭けレースでやることは言ってしまえば「1着を当てる」ということに尽きます。じゃあレースをどのように演出していくかがゲームの面白さに直結していくことになります。

例えばサイコロで出た目だけ馬を進めるというゲームを考えましょう。ただサイコロを振るだけのランダム性しかなく、レースは単調となり逆転や波乱も起こりにくいゲームとなるでしょう。その点、キャメルアップは「積み上げ」というシステムを見事に利用しハラハラするような思わぬ展開を演出してくれます。そこに自分は楽しさを見出しました。

では、この「ロイヤルターフ」に話を戻しましょう。流石クニツィア先生といったところで、レースのドキドキ感を賭け先の隠匿で演出するという仕組みになっています。これには感嘆いたしました。賭けている馬は皆わかっているが、その中にはブラフの賭け先が存在する!これが各々の思惑を見事なほどに操作し劇的なレースを演出してくれます(時にはすんなり終わりますが…それもまた競馬)。

自分はこの馬に賭けてるけど……迫ってくる隣の馬の方がライバルが多く賭けているような気がする……隣の馬は脱落させるべきだろう!どの馬も信用できなくなるような、それこそまさに「競馬」が味わえる名作ゲームと言えるでしょう。

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